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世羅台地だより(第三回)

令和7年4月9日

世羅台地の自然 春 (4月)   ~中島秀也さん(世羅在住:1974年卒)からの便り~

今日は4月9日、やっと世羅台地のソメイヨシノが満開を迎えました。
世羅町は、3月20日過ぎまで雪が舞う日がありました。それを過ぎると一気に春に向かっていきます。次々と山野草が咲き始めます。

今回は、世羅町に群生して咲く山野草を紹介します。
山を歩いていて偶然に見つけることが多いのですが、感動します。朝ドラ「らんまん」のように、「こんにちは、はじめまして」って思わずあいさつをしたくなります。

ユキワリイチゲ(雪割一華)は3月初旬から咲きます。まだ、雪の残る早春に花をさかせることに由来しています。
(2021.3.19 安田で撮影)

カタクリ(片栗)は3月下旬から咲きます。名前の由来は諸説あります。牧野富太郎によると、古名をカタカゴと言い、花の形が傾いた籠に似ているという意味などを挙げていますが、しっくりこなかったようです。
(2019.4.3 津田で撮影)
ヤマルリンソウ(山瑠璃草)は4月中旬から咲きます。名前の由来は、そのまま、山に咲く瑠璃色の花です。
(2019.4.20 戸張で撮影)
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